シープドック(牧羊犬)は、本能的に他の動物をコントロールする高い能力を持っています。シェパード、コリー、グレートデーン、ハスキーなどは、用心深く、警戒を怠らない気質を持っており、家畜や家を守ることを目的に飼育されてきました。訓練においても素晴らしい能力を発揮しますし、非常に知的で利口な彼らは、人間の優れたパートナーとなり、強い絆を築くことができるはずです。

家畜を追い集める行動は捕食行動の名残であり、オーナーや他の動物の周りを円を描くように動く傾向がある犬は、シープドックとして高い能力を発揮するかもしれません。どんなスキルもそうですが、シープドックの指導も基本となる「Sit」(おすわり)、「Stay」(待て)、「Come」(来い)などの指示を覚えることからスタートです。これらをマスターしたら、次に方向の指示を教えていきます。左は「Way」(ウェイ)、右は「Bye」(バイ)、止まれの指示は「Wait」(ウェイト)です。

方向の指示を覚えたら、今度は犬を家畜と会わせます。まずは子羊や子牛などの小さなサイズからはじめて、だんだん大きなサイズや群れと会わせましょう。この段階からは複雑な指示に挑戦していきます。例えば「 Outrun」(アウトラン)で、犬に群れをコントロールするように促し、次に「Fetch」(フェッチ)で群れを自分の方に移動させます。そして「Cast」(キャスト)で群れを集めてグループにするなどの指示を教えます。練習すればするほど犬は自信をつけ、自信を持つことで自分の何倍もの大きさの動物の群れをコントロールし、家畜を脅威から守り、安全な場所に移動させることができるようになるのです。

本能的に秀でた能力を持っているとはいえ、効果的にシープドックとして育てるためには、数カ月から数年かかることもあります。プロのシープドック専門プログラムを使うことも検討してみてください。(もしシープドックのための競技や大会があれば、自分の犬の能力を試すこともできますし、楽しい学びに繋がることでしょう)シープドックのパフォーマンスを高めるためには、日々の訓練、体調管理、そして栄養の摂取が大切です。最適な栄養バランスを提供するために特別な栄養設計で長時間の活動と高い集中力をサポートする、ユーカヌバ™ プレミアム・パフォーマンスがオススメです。